
ⓒ 2004 WATV
除酵祭は苦難の祭りである。イスラエルの民が過去出エジプト当時、過越祭を守ってその夜大胆にカナン地方に向かったが彼らは直ちにエジプトのファラオの軍隊から追われるようになった。神様の御力によって葦の海を無事に渡るまで、彼らは追って来る対敵によって一時も気を許すことができなかった。このような出エジプト当時の苦難を記念して制定された神様の祭りが除酵祭である。
イスラエルの民が過越祭を守ってから出エジプトする時の苦難はキリスト·イエスが与るべき苦難を見せしめる模型であった。実際にイエス様は過越祭を守ってその夜つかまれて除酵祭、即ち受難節にすべての苦難を受けて十字架につけられ、息を引き取られることによって除酵祭の預言を成し遂げられた。

ⓒ 2004 WATV
旧約の除酵祭は‘苦難のパン’の酵母を入れないパンと苦菜を食べながら先祖の苦難を記念したが新約の除酵祭は断食にてキリストの苦難を記念する。過ぎし日過越祭を守ることによってキリストの肉と血に参加したシオンの家族は4月6日(聖暦1月15日)除酵祭、「花婿が奪い取られる時が来る。その日には、彼らは断食することになる」(マル2:20)と仰せられたキリストの教えに従って断食して聖なる礼拝を献げた。
除酵祭を迎えて御母様は我らの永遠の命と救いのために過越祭の羊に犠牲なさって除酵祭の苦難に与った天の御父様に感謝の祈りを献げました。そして罪人のためにすべての苦難を受けられた大いなる愛を悟って救いの価値を悟って兄弟を愛して霊を救い出す事に力をつくす神様の御子になりますよう切にこいねがわれた。御母様のお祈りは神様がもっとも喜ばれる事が罪人を悔い改めて救うことであって、神様の愛を悟った人が行うべきことも霊の救いなるを悟らせて賜わった。

ⓒ 2004 WATV
この日総会長金湊哲牧師は我らが各自の十字架を担ってキリストに従わなければならないという点を強調した。キリストが苦痛の中に担って行かれた十字架は正に我らが担うべきことなるを我らがキリストに苦痛をもたらした‘罪人の中で最たる者’(一テモ1:15)だった。
シオンの家族は悔い改める心でまだ新たに生まれなかったすべての悪の心を十字架につけて、キリストが先に歩まれた苦難の道を喜びにて従うという覚悟を新しくした。苦難のふいごで私たちを純金のように鍛えて天国に入るようになさる神様の経営にシオンのお子さんたちは皆栄光と讃美を帰えした。