ⓒ 2017 WATV
現代人が家のように、あるいは家よりも長い時間を過ごす職場は、第2の家と言っても過言ではない。多くの人々が職場で生計を維持して夢を実現し、青春を送る。それぞれの環境で、お互い異なる考え方を持ち生きてきた人々が、熾烈に働きながら競争するこの場には、人生の喜怒哀楽がそのままにじみ出ている。
6月18日、社会人の青年のための2017年度IWBA入学式がオクチョン・Go&Come研修院で開かれた。IWBA(International Worker Bible Academy、国際社会人青年聖書アカデミー)は、学業や兵役を終えて、産業前線に飛び込んだ社会人青年たちが正しい信仰と価値観を抱いて意味のある青年期を送ることができるように支援しようと開設された聖書教育制度で、4学年8学期で構成された学士課程である。
2015年に発足した後、三回目を迎えた今回の入学式には新入生約1千人をはじめ、学生、編入生、教師、牧師など6千人が参加した。
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1部礼拝を通して、母は新しいスタートラインに立った青年たちの未来を祈りで祝福してくださった。続いて職場でも一つの心で神様の愛を実践して善を行いながら、預言者の使命を果たす青年たちを激励され、業務に疲れた周りの同僚たちに慰めと救いの希望を伝えてあげることを願われた(アモ8:11、ダニ12:1〜3)。
新入生の入学を祝った総会長キム・ジュチョル牧師は「社会の光と塩として活躍する青年たちの情熱と信仰が海外聖徒たちにも良い模範になっている」と参加者たちを力づけた。また「70億人類宣教運動が急速に展開されている今、朝露の青年の役割が重要だ」と皆が連合して、福音の使命を力いっぱい果たして祝福の中心に立つことを祈った。
2部の入学式はIWBA成績優秀者の授賞式で始まった。天の母は優秀な成績で他の模範となった30人に賞状を授与された。受賞の栄誉に輝いた先輩たちを輝く目で見守っていた新入生は、続くIWBA学士説明会と社会人青年の事例発表に耳を傾けた。日課に追われながらも志を集めて一緒に祈り、福音に助力する社会人青年たちの姿を描いた映像は、その場に共にいたすべての人に深い感動と悟りを伝えた。
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行事が終わった後、母は青年たちを再度励まされ「互いに連合して和合する姿が本当に美しい。大変なことがあっても神様が共におられ、神様と同行するという信仰ですべて打ち勝ち、職場で一生懸命働きながら情熱のある実を結ぼう」と呼びかけられた。
一方、研修院本館2階では、IWBA教育と活動の様子を収めた写真展が開かれ注目を集めた。この日の行事を通じて過去を振り返り、未来を描いてみたというベ・ムンソル(城南)姉妹は「会社生活が忙しくて、祝福は他の誰かのものだと思っていた考えが180度変わった。会社で一生懸命働いて、兄弟姉妹と一緒に福音にも最善を尽くして後悔のない時間を過ごしたい」と語った。
成績優秀賞を受けたホ・デギョム(金海)兄弟は「仕事に追われて大変な時もIWBAの課題をしてみると、神様の内で慰めを受ける感じがする。業務のためにストレスが多い同僚たちにも天国の祝福と喜びを伝えたい」と覚悟を述べた。