ⓒ 2004 WATV
除酵祭に苦難に与って十字架で息を引き取られたキリストは三日後の日曜日、イスラエルの民が春の収獲を始めて小麦と大麦の初穂を神様へのいけにえとしてささげた初穂祭に‘眠りについた人たちの初穂’として復活された。キリストの復活は罪の力で人類を縛りつけた死の鎖を切ってしまった宇宙的大事件であった。そして弟子たちの悲しみと苦痛が喜びと歓喜に急変した瞬間でもあった。
除酵祭の後初めの安息日の翌日の4月11日日曜日、復活祭を迎えて聖なる者たちは夜明けと午前、午後の礼拝時間にシオンに集まって聖なる祭りを守った。
この日御母様は神の御子がキリストの模範に与って皆復活と変化の栄光に参加するように切に祈り賜わりました。そしてキリストが鞭に打たれてとげに刺されながら十字架に釘つけられる苦難を堪え忍ばれ復活なさることによって我らが死者の中から命の復活によって永えなる天国に行くことができるのを悟らせて、この喜しい便りを全世界に伝える御子になりますよう希われた。
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御母様の祈りには眠っていた御子の信仰も復活いあずかって将来永えなる天国で皆が神様に誉め称えられることを願っていた。家族は復活の望みを賜った神様に感謝しながら神様の御前で常に覚めて身を慎む御子になりますよう願った。
総会長金湊哲牧師は過越祭を守って出エジプトしたイスラエルの民がエジプト軍隊の追撃を神様の御力にて避け無事に紅海を渡って上陸した日が初穂祭,すなわち復活祭の由来になったことを説明してキリストの復活とその意味を聖書を通じて証しした。また復活なさるまでキリストが堪えなされた苦難を記憶して弟子たちに最後に頼まれた宣教の使命を奉ってすべての民にキリストの仰せを教えて守るようにしようと力をこめた。
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復活祭のパンをお取りになって祝辞に御母様はキリストを心から悟って全く信じてその犠牲と真の愛、救いの価値を悟る御子になりますよう我らの靈眼が開けるよう祈られた。そして復活祭のすべての礼拝を終えながら、災いと罪悪が横行する世の中でも我らは神様が共におられる安全なるシオンで真の平安と喜びに与っているという事実をもう一度諭し、常に感謝する心で多くの霊を救いの道に導きなされと頼まれた。家族は死を命にならしめ、悲しみを喜びにならしめた御力の神様に真心から感謝を献げた。永遠の平和が籠った新しい契約を速やかに伝える急使になることを誓って、復活の栄光とその中に籠った‘霊’と花嫁の犠牲をほめたたえる聖歌隊の合唱とオ-ケストラの演奏はもっと力強く雄大壮厳に新しいエルサレム神殿に響いき渡った。
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